旅立ち

  
呼ばないで
止めないで
ボクを行かせて

目指すのは高い空
浮かぶ白い雲だけ見つめて
高く飛びたい


「イキル」意味を履き違えて
ぼんやり歩き続けるなら
ボクがここにいることに
何の意義があるだろう?

この足で先へ進むことも
この手で闇を探ることも
ボクがボクであるための
たった一つの手段(すべ)なのに

冷たいレールの上を行くくらいなら
熱い砂漠の上を行こう
イキテル感覚を手に入れるための
それが最後の手段(すべ)だと言うならば


イキル場所が欲しいだけ
ボクを求めてくれる誰かを
ボクがボクだから必要としてくれる場所を
ただ 探してる


イキテル実感なんて
たぶんとても曖昧で
指の隙間から零れるほど
脆いものだけど
それでも
その温もりを求めずにいられないんだ

ボクの存在そのものが
とても曖昧なものだから


呼ばないで
止めないで
ボクを行かせて

目指すのは高い空
浮かぶ白い雲だけ見つめて
高く飛びたい

ボクがボクである意味を
ボクがここにイキル意味を

手に入れるために
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